診療科の種類と診療科目別の医師の平均年収を解説

医師の年収は年齢や個々の能力、病院など医療施設によって異なります。あくまで目安程度で表記。診療科目別の医師の年収は下記の通りです。

美容

美容外科美容皮膚科などの自由診療の割合が高い医師は比例して平均年収が高くなる傾向にあります。美容外科医になるには形成外科を専攻して一定以上の治療経験を有し専門医資格が認定さると有利になります。美容は高いスキルと美しく仕上げるセンスが要求されます。外科的手技を習得していない医師や転科を考えている医師はどちらかと言えば美容皮膚科の方に転職する傾向にあります。近年は男性も美容意識が高くなっているので需要はしばらく減りそうにない科目といえます。

美容外科の医師平均年収は1,900万円。年収3,000万円以上も少なくありません。美容皮膚科の医師平均年収は1,600万円。年収2,000万円以上も少なくありません。

外科

外科は主に手術によって病気や怪我の治療をおこなう診療科であり、消化器外科脳神経外科呼吸器外科心臓血管外科気管食道外科整形外科などがあります。医師免許を取得後、初期研修医として2年間勤務し、3年目に外科医を選択することで外科医となれます。外科医としての勤続年数が長くなればなるほど、また役職が上がるほど年収は高くなるのが一般的です。他の科目と比較すると精神的にも肉体的にも負担が大きいことで知られています。ただ、日本中に外科医を求めている患者は多く、患者の命を救えるのもまた外科医しかいません。

外科医の平均年収は約1,400万円です。

内科

内科は、病気の原因を的確に判断し初診の方に最も適切な医療を受けて頂くための診療科であり、消化器内科循環器内科内分泌内科神経内科血液内科腎臓内科などがあります。外科医同様に医師免許を取得後、初期研修医として2年間勤務し、3年目に内科医を選択することで内科医となれます。かかりつけ医として常に患者と接し生活指導まで視野に入れた良質な健康管理・予防医学と日常診療が医師の役割です。高齢化が進行する今日においては地域医療への貢献も期待されています。

内科医の平均年収は約1,300万円です。

小児科

小児科はその名前の通り子どものための診療科です。子どもの病気に対して薬で治療したり、予防接種や乳児健診を行います。子どもは自分の症状をうまく説明できないので診察室に入ってきたときの子どもの表情や活気の有無なども考慮し、からだの不調を取り除いてあげるのが医師の役割です。

小児科医の平均年収は約1,300万円です。

産婦人科

産婦人科は、新生児から高齢者までの幅広い年齢層の女性を専門とした治療を行います。 産婦人科は大きく分けると「産科」と「婦人科」の二つ。 「産科」では、妊娠・分娩、産褥期までの診断や管理、「婦人科」では、女性特有の病気に関わる診察・検診を行います。産婦人科の医師が男性だと抵抗がある女性も多く、女性医師のイメージが強い科目といえます。

産婦人科医の平均年収は約1,200万円です。

眼科

眼科は、眼に何かしらの症状があって来院された方を対象とした診療科です。眼球や眼球周囲の組織に関する疾患を扱う医学の一分野であり、それらに関わる治療を行います。最近はパソコンやスマホの普及により眼が悪くなる人が増えている傾向にあります。専門医は眼科医と呼ばれますが、目医者、眼医者と呼ばれることもあります。

眼科医の平均年収は約1,300万円です。

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科は主に耳、鼻腔、副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、甲状腺等を診療・研究する医学の一分野であり、それに関わる治療を行うのが医師の役割です。アレルギー、めまい、顔面麻痺、いびき、声とことばや飲み込みの異常などについても診療を行います。風邪における治療に関して、内科と耳鼻科の違いは、耳鼻科では鼻の奥・のどの奥を直接見ることができることと、その重症度がわかるということです。

耳鼻咽喉科医の平均年収は約1,200万円です。

皮膚科

皮膚科は、主に皮膚を中心とした疾患を治療・研究する医学の一分科であり、それに関わる治療を行います。手足、顔、身体から耳、鼻、口の中まで器具を使わずに肉眼で見える範囲が皮膚科の診察範囲です。皮膚は内臓の鏡とも言われ、内蔵の病気のために身体が皮膚にサインを出している場合、膠原病、糖尿病、肝臓病、悪性腫瘍など内臓疾患の早期発見に一役買うこともあります。

耳鼻咽喉科医の平均年収は約1,100万円です。

精神科

精神科は、医療機関における医科の診療科の一つであり、医学分野の一つとされ、精神障害・精神疾患・依存症・睡眠障害・不安障害・認知障害を主な診療対象としています。薬物投与という医学的・生物学的な治療だけでなく、本人の話しに誠実に耳を傾けるような心理・社会面に配慮した治療が求められます。

精神科医の平均年収は約1,300万円です。

救急科

救急科は様々な傷病、緊急度の救急患者に、適切な初期診療を行います。救急救命医は病気、怪我、やけどや中毒などによる急病の方を診療科に関係なく診療し、特に重症な場合には救命救急処置、集中治療を行うことを専門とします。生命を救うため、初期治療から集中治療まで一貫した診療スキルが求められます。激務で医師が不足している医療機関が多いため、年収の上限は高く設定されています。

救急救命医の平均年収は約1,400万円です。

放射線科

放射線科は、放射線を用いた診断や治療等を中心とした医学の一分野であり、それに関わる治療を行っています。単純X線写真から最先端画像までの画像診断と画像誘導下で行う局所治療が主たる業務で、現代の医療においては画像診断の役割は非常に大きくなっています。外科療法、薬物療法(抗がん剤による治療)と並ぶ、がんに対する治療の三本柱の1つとなっています。

放射線科医の平均年収は約1,200万円です。

麻酔科

麻酔科は手術前、手術中、手術後に麻酔の管理を行います。麻酔科医または麻酔医と呼ばれ、手術中の患者の血圧や、心拍など、生命維持を代行し、執刀医よりも患者の側に立って容態を監視し、執刀医に患者の体調を報告しながら最善の状態で手術を終わらせるようにすることが役割です。フリーランスで活躍する麻酔科医が多くいましたが「麻酔科専門医の要件は、週3回の同一施設勤務の義務化」により「スポット」で何ヶ所もの医療機関をはしごをすることが難しくなってきています。

放射線科医の平均年収は約1,100万円です。

年収について

冒頭で述べた通り、医師の年収は年齢や個々の能力、病院など医療施設によって異なります。また、クリニックを開業している医師の場合は平均年収をはるかに上回っている場合もあります。いずれにしても医療現場における医師の役割の大きさに変わりはありません。

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